とある休日に都内へ行くことがありまして、そのついでに歌舞伎町へ。
誤解のないように言っておきますが、よこしまな用事で行ったのではありません。
ちゃんとワイフも一緒でした。
今回の突撃レポートは関西発のラーメンチェーン店、神座。
かむくらと読みます。
弊社代表取締役のポータルサイトでありますウィキペディアによりますと、
【ホテルシェフだった現・代表取締役が、最初の店舗を開業させるにあたり、今までにない味と謳っているラーメンスープをつくりあげた。核心となるスープの素は、南京錠の掛かった隙間の小さい籠の中に入れられ、中身は代表取締役や幹部社員にしかわからない。】
とのことです。
日曜の午前10時頃の、歌舞伎町ではもっともダルな雰囲気が漂っている時間に入店。
店内はラーメン屋には珍しく白い内装でまとめられています。
開口部を大きく取ったガラス張りと、壁クロス、テーブルやイスも白で統一されています。
本来は画像にて紹介したいのですが、
場所柄を考慮してチキンになってしまいました。
さて、入店して注文したのは一番安い基本のラーメンです。
その名も「おいしいらーめん」
基本のラーメンにこの名前を付けるとは自信のほどが伺えます。
麺はいわゆる多加水麺というやつでしょうか。
少し透明感のある麺です。
具には神座の特徴である白菜が入っています。
スープを飲むと、最初の1口めの印象は「薄味」です。
醤油ベースのあっさりとした味と白菜の水気でそう感じました。
ところが、食べ進めていくにつれて何とも言えない深みを感じるのです。
うどんなどでも関西の味付けは一見薄味ですが、ダシの深みを感じるのと同様に、
このラーメンにもそのような工夫がなされているのかもしれません。
それでも薄く感じる人には、カウンターに置いてある、無料のニラ炒めがあります。
ニラを炒めて豆板醤やにんにくなどで和えてありますので、
これを入れるとかなり濃厚な味になります。
ただ個人的には、まったく別のラーメンに変わってしまいます。
極端な話、関西風のうどんにキムチを入れてしまうような感じでしょうか。
それはそれで美味しいとは思いますが、どれが基本の「おいしいラーメン」なのでしょう?
まあそんな疑問を抱きつつも、お勧め度としては高めの「72点」です。
食事としても、飲み後のシメとしてもイケる1杯ということでこの点数としました。